当店の祖先は、今から400年以上もの昔、八王子城が前田利家を大将とする豊臣勢の攻撃に遭って陥落した天正18年(1590)には、八王子城主北条氏照の家臣でした。北条氏方の壊滅状態という悲惨な戦いの最中、お家断絶を避けるために息子の一人がそっと逃がされ、恩方へと辿り着きました。何代かを経て、豊かな自然と澄んだ水質を生かしてその地で酒造りを始めてから、現代表で8代目。創業以来およそ200年もの歴史があります。
昭和18年には戦時中の米不足から酒造りを中止しなければならず、海軍からの委託もあって軍需用の味噌の醸造をしていたこともありました。さらに昭和20年には、八王子が空襲に遭い、要の酒造蔵をすべて焼失。酒造再開への努力を続け、13年間のブランクの後昭和31年になってやっと、気分も新たに今の会社を設立致しました。
ここ恩方の地下に流れている秩父山系の伏流水は、酒質劣化の原因となる鉄分やマンガンの含有が非常に少ないために、酒造りに適しています。
機械化での大量生産では、製造量も増やせますが工程の途中の微妙な味の違いまでは感知できません。童謡「夕焼け小焼け」でお馴染みの陣馬街道沿い、おいしい水を使用した当店の看板「日出山」、純米酒「高尾山」、毎日の晩酌に「陣馬山」の3種類、今でもベテランの杜氏を使い、長年の感と手作業を大切に酒造りを行っています。
今後とも多摩地域の皆様においしい地酒をご提供できるように従業員一同頑張ってまいります。
伝統の技術も大事ですが、新しい技術も大事。当社は、ホームページにも力を入れています。ホームページからは、一本からでもご注文を受け付けていますので、そちらもぜひご覧ください。 |