高尾山へ向かう電車が走る八王子市小比企町も、すっかり市街化しています。街道沿いの林に囲まれた牧場が“磯沼ミルクファーム”です。ここを訪れた2月初旬には、牛・うさぎ・ニワトリ等が迎えてくれました。まず迎えてくれたのは、仔牛たち。のびのびと飼われています。成牛も、餌を食んだり、ごろんと横になって昼寝したりしています。
オーナーの磯沼さんいわく、「常に清潔で乾燥した床を確保しつつ、糞尿の臭いを抑えるのに、牛舎の床に、コーヒー(粉末)やココア(カカオ豆)を敷き詰める独自の方法を編み出した」とのこと。そのせいでしょう、コーヒー豆の臭いが漂っています。飼われている乳牛は、ジャージー種とブラウンスイス種の2種類が中心で、ミルクのうまみとコクを大切にしたからとのことで、飲んでみると、その甘みに納得です。
この日は、「ミルククラブ」の酪農体験イベントが開催されており、50名程の親子連れで賑わっていました。チーズ作り、ピザや焼き芋などを窯で、皆さんで作って楽しんでいました。なお、「ミルククラブ」は、消費者と酪農家を結ぶ架け橋として1991年に社団法人・中央酪農会議が設立した会員組織です。興味のある方は、
ホームページを覗いてみて下さい。
この牧場では、牛乳『みるくの黄金律』や乳製品『かあさん牛のおくりもの』、アイスクリームなどを販売しています。イトーヨーカドー八王子店・南大沢店などでも入手できますが 、是非「磯沼ミルクファーム」まで足を運んで味わって下さい。乳牛の世話をしているスタッフの方々の、ほのぼのとした語り口にも接することもでき、暖かな気持ちで牧場を後にしました。