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チューリップとギリシヤ神話

チューリップ

チューリップ狂時代は8,000もの品種


チューリップはユリ科の植物で、富山県、新潟県の県花です。その語源は、トルコ語のツリパム(Tulipam、ターバンの意)に由来するといわれています。
チューリップは17世紀、異常な人気でヨーロッパ中に普及し、チューリップ狂時代といわれました。フランスではたった1個の球根とビール工場が交換されたという記録もあります。当時流行の、絵画やボタニカルアートに多く描かれた斑入りの品種は、実はウィルス性の病気によるものです。これらの絵画は、オランダのリッセ市の球根博物館などで見られます。
18世紀、チューリップ狂時代が再来した時は針の様に細い花弁の品種が流行、19世紀以降は球根の生産量も増え、庶民の花となりました。現在も中央アジア、北アフリカに150種が自生、園芸用に栽培されているのは約20の原種で2,000品種。一説に、チューリップ狂時代は8,000もの品種があったというから驚きです。
[ギリシャ神話のチューリップ]アドリア地方に住むチューリップという美しい娘を秋の神ヴェルツゥヌが見初めました。執拗に追いかけ何度も愛を囁きますがなびいてもらえません。ある日彼は、野の花を摘みに出ていたチューリップを見つけ、追いつめました。逃げ場を失った彼女は貞操の神ディアナ(アルテミス)に請い、春の花に変えてもらいました。この花がチューリップなのだといわれています。日本での本格的な生産は大正時代から。花言葉「思いやり、恋の宣言」は、上述の神話を読むと、納得です。
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