お米

私は休日、よく近所の田んぼまで犬の散歩にいく。
歩いて行ける距離に田んぼがあるというのは田舎暮らしの特権だ。

この時期、稲はジリジリと照らしつける太陽の
日差しを全身に浴びて、しっかりと夏のエネルギーを蓄える。

日増しに強くなっていく稲穂の香りがあたりに
立ちこめると、私ははじめて

「またこの季節がやってきたな」

と夏を感じることができる。

この夏の厳しい日差しにも負けず
スクスクと育った稲は秋頃になれば
収穫され、立派なお米となる。

しかしそこに至るまでが苦難の道だ。

台風の多い時期では強風に晒された稲穂が
渦状に倒れてしまう事もある。

大量のイナゴがくっつくこともある。

田んぼが黄金色にそまる頃、農家の方は田んぼ全体を覆うように
鳥避けの防護ネットを張り巡らせる。
それらはほぼ手作業で行われており、大変な作業だ。

数々の苦難を乗り越え、稲は立派なお米を実らせる。

この時期は特に
お釜にいれたまま忘れてしまって
お米を黄色くしてしまい
結局無駄にしてしまうケースも多いと思う。

私も昔よく母に
「お米は農家の人が大切に育てているんだよ、
だから粗末にしちゃいけない」

と言われていたことを思い出す。
いつも何気なく食べているご飯だが
農家の方々へ改めて感謝し、
しっかりとかみしめて頂きたい。

情報管理部 主任 北片 剣伍

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