知覧研修③

食堂で朝食をいただいた後、別館にて
映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」のプロモーション映像を拝見し
女将さんの最後のお話を聞かせていただきました。
研修前に鑑賞してきた映画でしたが、富屋旅館に滞在した2日間での体験のおかげで
より一層、感情を揺さぶられる時間となりました。

大切な手紙を本館にて投函し、旅館の方々に感謝を告げバスに乗り込み
特攻平和会館へ。
途中、会長、社長、専務そして株式会社エイトの名義で建立された
石灯篭を見せていただきました。
道路沿いに並ぶ1300本近くの灯篭1本1本が特攻した方々への感謝の形の1つだと思うととても神妙な心持になりました。

そして平和会館へ到着。
カウンターで音声解説用のタブレットをお借りし館内へ。

まず目に飛び込んできたのはおびただしい数の特攻隊員の方々の写真。
広いフロアをぐるっと取り囲んで掲示されていました。
音声解説でカバーされていたのはその内の数人でしたが
この全ての方に家族、友人、恋人がいたことを考えると
ちょっと言葉では表せない感情になりました。

展示されていた遺書・絶筆の数々。
死に直面した方々の生々しい感情・個性がぶつけられていて言葉を失いました。
中には、もし若くして命を落とす事がなければ
自分と同じような職に就かれたのでは・・・という方もいて
とても切ない気持ちになりました。

館内でひときわ目を引いていた展示物が「疾風(はやて)」でした。
自分の中で米国製の戦闘機に比べると日本製の戦闘機は玩具みたいなもの
というイメージがなぜかこびりついていましたが
実物を見て、その精密さ・重厚感に驚愕しました。
その場にそぐわない感情ではあったかもしれませんが
誇らしく感じている自分がいました。

最後に鳥濱トメさんが実際にお話しされている映像を視聴。
全てを実際にその目で見てきた方の言葉の重さを感じずにはいられませんでした。

時間になりバスに搭乗。
研修で自分が感じたことを話させていただき研修は終了しました。

研修前に感じていた「戦争」「特攻」などはどこか別の世界のお話
というような感覚は2日間の研修を通してかなり違う形に変わりました。
自分たちの考え方・行動次第では悲劇的な状況が再び繰り返され
自分の大切な人たちが悲しむことになりかねないということを心に刻み
自分の中に自然に湧き出た想いを大切にしていこうと誓いました。

この度の研修で多くの体験・気づきを与えていただき
とても感謝しています。

情報管理部 T. Y.