米軍の経済効果

沖縄営業所で発行しているサムライゲート新聞は
毎週金曜日に嘉手納基地内に無料で配布しています。
新聞は嘉手納基地のオフィシャル新聞として、
また陸軍と海軍の記事も掲載して、より多くの兵士、
家族、一般アメリカ人へ読まれるように励んでいます。

新聞は地元の方や観光客に配布するため、広告掲載店舗や
ショッピング施設にも置いています。

嘉手納基地から地元への経済効果は年間約700億円と
言われています。もちろんその中には土木、建設工事などの
大型な発注金額も含まれていますが、沖縄県にとっては
相当の額になります。現在普天間飛行場(海兵隊)問題が
大きく取り上げられ、常にメディアでは基地問題のことを
よく伝えています。

基地の中をあまり知らない地元の人たちは、
基地問題での苦情を言います。たしかに兵隊が関与した事件、
事故は多いかもしれませんが、地元への貢献もいろいろと
軍はしていることも多いです。地元のビーチ清掃は陸軍、
海軍がしていますし、空軍は街の通り沿いの清掃をします。

また近隣の町のイベント参加も積極的に協力して
地元の人たちとの交流をしていますし、市町村では地元中学校や
高校の英語の授業に参加したり、英語塾への特別講師として
招かれたり、地元学校はとても英語環境が恵まれています。

空軍では年に数回、施設などへは
食糧や生活雑貨をプレゼントします。
また先日は基地内の医療施設へ
地元の医学生を招いて意見交換しました。

地元開催の沖縄マラソンでは
在日米軍基地をマラソンコースにしているのは嘉手納基地だけです。
基地内に給水ポイントを設けて、
大勢の外人が沿道でランナーに声援を送ります。
彼らは全てボランティアとして参加し、地域へ貢献、交流をしようと
がんばっています。基地の人たちは地元への協力を惜しみなく
参加するように努力しますが、地元から基地への情報は乏しく、
お店やコミュニティーの情報はわずかにしかすぎません。

兵隊やその家族は週末、基地内では過ごさずによく地元のお店の
散策や観光にも出かけます。
しかし現状は地元の情報が少ないので、
基地の人たちはいつもの場所にしか行かず、同じ観光場所しか
知らないようです。その結果、地元への基地の経済効果は
わずかしか出ていません。

弊社発行のサムライゲート新聞はできるだけ、
基地の人たちがまだ行ったことのないお店を紹介し、
沖縄にはこうゆうお店、スポットがあるという感動や感激を
提供したいと願っています。

残念ながら、弊社はボランティアで
新聞を発行しているわけではないので、どうしても有料広告のみでの
告知しかできませんが、広告の掲載は効果の結果をしっかりと
出していますので、自信を持って広告掲載の営業を展開しています。
サムライゲートは嘉手納基地のオフィシャル新聞として一人でも
多くの基地の人たちに役立ちたいと常に考えています。

米軍事業部 沖縄営業所 主任 神谷 卓哉

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