気持ちが温かくなる出来事・パート11

昨年の話になりますが、
6月上旬私が通勤で利用している駅でとある光景がありました。

改札に向かう道中通路に張紙が貼ってあるカラーコーンが置いてあり、
何?と気になり見てみると・・・

「ツバメが子育てをしております。糞が落ちてくることがありますので、通行時は頭上にご注意ください。ご協力をお願いいたします。」と描かれていました。

頭上を見てみると、防犯カメラの上に巣が作られ親鳥が卵を温めていると思われる光景がありました。

※カラーコーン頭上の巣 

それからと云うもの、
会社への行き帰りには子育ての様子を見守りながらの日々が続きました。

 巣を発見してから数週間の後、
無事に羽化したのか雛たちの鳴き声が賑やかに駅に響き渡っていました。
 時折顔をのぞかせる雛は、
小さな身体に黄色いくちばしを大きく広げ愛くるしい姿を見せてくれました。

そんな雛達にせっせと食事を運ぶ親鳥の姿には頭が下がる気持ちを抱きました。

そんな姿を眺めながらの通勤を続けて親鳥と同じ姿に成長した雛鳥達も周辺を飛び回っては巣に戻り巣立ちの準備を進めていました。

8月に入り気が付くと雛鳥は巣を離れ、
越冬のために大海原を小さな身体で南を目指し旅立って行きました。

私は、無事に目的地に着き来年も姿を見せてくれることを願いました。

今年も、可愛い姿を見せてくれることを願いつつ、通勤で気持ちを癒やしてくれたツバメ達に感謝をした出来事でした。

大きく成長した雛鳥達。駅構内の別の場所。

不動産事業部 部長 小宅 裕一