不思議なご縁①

18歳の時に家族でグアムに旅行した時の事。

宿泊先のホテルは敷地内に様々なプールがあり、ホテルのスタッフがミニゲームを開いたり小規模のイベントを開いて宿泊客を楽しませてくれていた。

もともと集団行動が苦手な性格なので、到着してからは家族と別行動でミニゲームに参加したり、一人で海に行ったり街を散策してみたりと好き勝手に過ごしていた。

当時そのホテルには韓国人の宿泊客も多く訪れており、フランクに話しかけると日本語が通じない・・・なんて事も多く、拙い英語で会話してみたりしていた。

日が沈んでもライトで明るいプールには多くの宿泊客が遊んでおり、当時無限の体力を有していた私は寝ずに遊びまわっていた。そんな中、一人の青年とプールのスタッフが水中バスケットボール的な事をして遊んでいたので仲間に入れてもらった。

日本人ぽくも見えれば韓国人の可能性も?・・・なんて考えて英語で会話しながらしばらく遊んでいた(英語と云うか適当な単語のキャッチボールw)

1時間ほどその状況が続き、ホテルのスタッフが他の仕事の為抜けて二人っきりになってしまったので満を持して聞いてみた!

私「You from?」

彼「Im japan」

私「なんだよ日本人じゃねーか!w早く言えよ!www」

彼「え!?マジで!?韓国人かと思ってたよwずっと英語だしwww」

私「この1時間の英語なんだったんだよマジでwww」

と、こんな感じで一気に打ち解けた。

聞けば彼(以下I君)は母親と妹と3人でグアムに訪れているらしく、私より歳は3つ上。

福岡に住んでいて、父親は有名なプロ野球選手だとか。お互いの身の上話をガッツリして、滞在期間中は出来るだけ一緒に過ごしてグアムを満喫した。

つづく

建物総合事業本部 営業部 課長 白柳 広賢