ダイちゃんパート2

自分でごはんが食べられるようになったので、
子連れ出勤も終わりになり、家に置いて来る事になりました。

家には他にも猫どもが何匹かいたので、
万が一の事を考えて目の届かない間はゲージの中に閉じ込めて
(可哀そうだけど、前からいる子供達に
虐められる事もあると言う事を聞いていたので・・・)いました。

その年の5月の連休に、家族旅行に行く事になりダイをどうしようか、
さて困った、そうだ芹澤さんにその間面倒みてもらえないだろうか、
と言う事でお願いしました。
休みあけダイを連れてきてくれたんですが、
娘さんが別れるのが厭だと泣いているとの事、
家にも3匹居るし、きっと可愛がって貰えるだろう、
私も別れるのは辛いけどダイの為にはそのほうが
良いだろうと決心して養子にだしました。

そして芹澤家の息子になりました。
猫なのに変な子で水を嫌がらないで
洗面器に水を入れて玩具を浮かべて遊んでいる
写真を見せて貰った事があります、
もう一つ女性が大好きで女性のお客様が見えると、
すぐそばに寄っていってかまって貰っていたらしい。

何年か経ったころ一度芹澤さんの家に
様子を見に行った事がありましたが、
不思議な事が起こりました。
あんなに女好きのダイが私に対して低く唸るんです
(女性と認識出来ない?)傍にも寄って来ません、

手の届かない範囲からジット見ていて相変わらず唸っていました、
威嚇する声ではありませんが、
どうしてしまったのか聞いても答えてはくれません。

昔の遠い記憶が呼びさまされて、でも全部を思い出した訳でもなく
もどかしい気持ちが唸り声になったのでしょうか、いまだに謎です。
とうとう最後まで傍に来る事もなく会見は終わりました。
この事説明がつく方いらっしゃいますでしょうか、教えて下さい。

一人息子で大事に育てて貰って良かったねダイ。
育てて下さった芹澤家の皆様本当に有難う御座いました。
今は又お母さんと一緒に居られてダイも寂しくないでしょう、
芹澤さん又ダイを宜しくお願いします。
あの時の事一度聞いてみてそして教えて下さい。

生後1ケ月位だと思える写真が見つかりました。
幼児のダイ、青年?になったダイ
(ものすごいメタボ猫8K位だったらしいです)

取締役本部長 平澤 優美

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