
弊社では、本社勤務の社員が中心となり
自主的に本社周辺だけではなく朝の就業時間前を利用し清掃活動を行っている。
私も朝から出かける要件が無ければ協力させていただいている。
毎回ほぼ同じコースを箒とチリトリを持ちながら清掃させていただいているが、
先日こんな場面に遭遇をした。私がいつもの様にタバコの吸殻を掃除しながら
歩いていると15mくらい先の、あるビルの中から清掃員らしき人が出てきて。
ビルの玄関先を掃除していた。
おっ!このパターンは、すれ違い様に爽やかに
「おはようございます。ご苦労様です!」の挨拶を気持ちよくお互いに交わすパターンのやつだ!と確信し、そのビルに近づいた。
清掃員の方は遠くから変な汗だらけのおっさんが箒もってウロチョロして
こっちに来てるなと思ったのか、
ヒョイッと挨拶するまもなくビルの中へ消えていってしまった。
「おはようございます!ご苦労様です!」 パターンを確信していた私は
少し残念な気持ちもしたが、時間に追われて仕事をしている
清掃員の方だからと頭の中を切り替えた。
ふと、そのビルの前の歩道を見ると、なんと!!タバコの吸殻だらけ。
ビルの敷地内のタイルはゴミ一つ無く確かにきれいだが、
5cmはなれた歩道の上は吸殻だらけだった。
決められた仕事をこなしているのだから否定はしないが、
弊社の従業員だったらどうしたか?と置き換えてみた。
弊社もお金を頂戴してお客様から清掃の仕事を頂いているが、
決められたことだけをこなす作業はせずに、
お客様さらにはその先を考え一つ一つ丁寧な仕事をしていくことを誓う。
常務取締役 建物総合事業本部長 梅田 友章