家の子供たち

 先日 知り合いから
「娘が反抗期で困っている」という話を聞いた。

考えてみると 家の子供たちには、
反抗期というものが無かった気がする。
成人した今もそうだが、中高生の頃から
親と一緒に遊びにも行くし、
食事や買い物にも一緒に行く。

 親と一緒に行動することを嫌がらない事だけで

「反抗期が無かった」というと

大袈裟かもしれないが、
少なくとも 手を焼いて困ったという記憶がない。

 正月に初詣に行った時も、
歩くのが遅い義母のそばに兄弟どちらかが
必ずついていてくれたので、
人混みの中でも安心して詣でる事が出来た。

 親バカもあるのだろうが、
よく素直に育ってくれたものだと思う。

米軍事業部 髙橋 仁