エイト社員ブログ 「雲竜渓谷」

日光東照宮の裏に、冬になると滝が100%凍り、「氷の神殿」と
呼ばれる雲竜渓谷がある。
2016年2月。この冬は暖冬で、雲竜渓谷の氷も例年ほどのスケールでは
ないとネットで出ていたが、とりあえず行ってみることにした。

アイゼンとヘルメットを装着し、往復6時間ほどの行程。
アイスバーンの林道をザクザク登り、川の中をジャブジャブ渡り、
疲れを感じた頃、ようやく目の前に「氷の神殿」が現れる。 

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ブルーだ!というのが第一印象。確かに例年より氷柱は少なく、
小さめだが、それでも充分だった。

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更に先は高度も上がり、片足くらいの幅の道を慎重に進んでいくことになる。
地味に怖くて、快適な道とは言い難いのだが、ここを通らなければ
この先の雲竜瀑を見ることができない。

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雲竜瀑とは、落差100mの滝。流れ落ちた、その勢いのまま凍っているのだ。
進んでいった先に、水しぶきが一瞬にして時間が止まって
凍り付いたかのような雲竜瀑があった。今にも轟音とともに滝が動き出しそうだった。

「氷の神殿」は噂通り、神秘的で壮大な場所だった。「来てよかった」と思い、
大きな感動と心地よい疲れと共に「氷の神殿」を後にした。
感動させてくれた「氷の神殿」に感謝。

管理本部 K. T.