10月23日より1泊2日で箱根へ【研修旅行】へと行きました。
すでに何人かのブログで紹介している通り、
とても豪華なホテルへの宿泊となり、
ホテルの従業員のレベルの高さに驚かされました。
一例ですが、
1、どの従業員も挨拶が素晴らしいこと。
2、自分の本来の役割に関わらず、
常にフロアにいる利用者に目を配り対応すること。
3、人に任せず、最後まで自分で
(調べ物や案内など)対応すること。
特に、通りがかりの従業員に食事場所を聞いた際に
レストランまで引率する姿や、
食事中もホールスタッフがいつも気を配ってくれていて、
飲み物を頼むのにも声をかける前に
目が合っただけできてくれることなど、
気配りはここまでできるものなのだと、
日ごろの自分の対応の甘さに気づかされました。
この研修では芦ノ湖を横断して、
ロープウェーにて大涌谷へ初日に行ったのですが、
名物【黒玉子】について少しご紹介を…。
【黒玉子】…その名の通り殻が真っ黒に変色したゆで卵です。
この元の玉子は大涌谷の歩道から
1,2メートル外れたあたりにロープをわたし、
空中輸送されています。

空飛ぶ玉子には皆さんあまり興味が無いようで、
この輸送風景をわざわざ顔を上げて見送るのは、
私と小学生くらいの男の子という、
観客の少ないショーでした。
遊歩道のように整備された歩道をゆっくりと、
前の人につっかえながら登りきると、
黒玉子を売る小屋となかなかの眺望が広がります。

地面から煙を出す山肌は岩っぽくて、緑がありません。
他の観光客のおばさんが言うには、
2年前にはもっと煙がいっぱいだったとか。
さぞ、強烈な硫黄臭と迫力満点の景色だったことでしょう。
同じく、この小屋へと到着した【フライング☆タマゴ】ですが、
真っ白なタマゴたちが
小屋の隣にある温泉にこれから1時間ほどつかります。

のんびり温泉を楽しむと、みんな真っ黒に様変わりして出てきます。
ここで黒玉子を試食(買ってもらっちゃいました★ご馳走様です)

なにやら説明書きがありましたが、
ろくに読まずにとりあえず食べ始めます。
実はタマゴは苦手で、ゆで卵を食べるのは何年ぶりか…。
カラを剥いてみると、
真っ白なタマゴがでてきてちょっと面食らいましたが
(真っ白すぎて驚きました)、
すでにみんなは半分ほど食べ進めている状況。
もうゆで卵がどんな味かを忘れ去っていた私は、
意を決して、恐る恐る口に含みました。
すると、ほっこりとしてやわらかい味がひろがり、
思っていた以上においしくいただけました。
きっとみんなと一緒に、輪になって食べたからでしょう。
ホテルの食事や他の観光先での食事も、
どれも大変おいしくすばらしいものでしたが、
このタマゴが食べ物ではいちばんの思い出になりました。
これから、また【みんなで○○をした】思い出を
たくさん作っていきたいと思います。
♪ステキな思い出をありがとうございました♪
建物総合事業本部 山田真紀