私は18才で中型バイク免許を取得し、背は150cmもないですが、シートをあんこ抜き(脚着きを良くする為、シート内側のクッションを減らすこと)して、2台ほど250ccバイクに乗っていました。
産後は、そのバイクに乗る機会がめっきり減り、度々バッテリーをあがらせてしまい、泣く泣く手放してしまいました。
その後、やはりバイクなしの生活に耐えられず、娘とタンデムできるよう小型スクーターを購入しました。当事、未就学児の娘を乗せる為に、オプションで背もたれを、ヘルメットも揃えました。まだ20kg位の体重の娘は軽く、ブレーキをかけてもそれほどの重力がなかったことを覚えています。

昨年秋のある日、近所のお友達の家に行った娘をお迎えに行きました。今や、私と娘の背の差は7cm、体重も何kgか彼女が上回っているので、娘も以前のようにタンデムできるか恐る恐る跨がったところ、大丈夫そう。でも走らせると何となくウィリーしそうな感じが…!? ブレーキをかけると後方からの重力も…!思えば、数年前のタンデムでは小さくUターンしようとして失速、倒れそうになった時、既に私より背が高かった(体重はまだ軽く)娘はスッと脚を出してスタンドのように「ママ、大丈夫だよ!頑張って!」と踏ん張って、倒れないで済んだものでした。今回のタンデムは共倒れしたら危険と判断、ここで小型バイクでの娘とのタンデムに区切りをつけました。
娘の成長を更に実感し、感謝した瞬間でもありました。その感謝とは私より大きく成長した娘と、区切りをつけられたことにもです。
しかし、今後はお一人様バイクになりそうです(笑)
管理本部 M.M