母の部屋には、物心ついた時から「無名人 名語録」より抜粋された書が飾られている。
「子供叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの」
私は、この書を幾度となく見ながら育った。
先日母に、何故部屋の書がこの書なのか問うた所、思わぬ答えが返って来た。
「貴方達が子供の頃、叱ってしまった自分の言葉は教育の一環であったのか?老いゆく祖母に口答えした事は、自己満足の感情で傷つけただけではなかったのか?毎日寝る前に読み返し、反省を繰り返していた!」と教わった。
母より「人生 順送り・・・常に反省しながら、心豊かに生活してほしいな!」と言われた。
常に明るく、常に前向きでパワフルで未だ現役で頑張っている母は、私の自慢です。母の様に心豊かに、健康で楽しい老後を過ごしたいと思う。
そして、また今年も夫の真の笑顔を、見る事が出来ました。
年に一度、可愛い孫を見る時の夫の笑顔は、何物にも変えられない私へのお年玉です。
全てが順送り・・・親子3代微笑ましい
仕事と子育てで奮闘している、パパとママ今年も来てくれて有難う。
私も、母と同じ書を飾ってみようと思う。

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