ビートルズの目指す世界

先日、ビートルズに関してのテレビ番組を偶然観ました。

私自身が、ビートルズの大ファンというわけではありませんが「ジョン・レノン没後40年、今若者に人気の秘密」という、テーマに惹かれついつい見入ってしまいました。

ビートルズといえば、はっぴ姿でJALの飛行機から笑顔で手を振り、来日した際の光景を思い出す方がたくさんいるのではないでしょうか。

ビートルズのボーカール、ギターなどを担当していたジョン・レノンは、40年前にファンの男性に射殺されこの世を去ってしまいました。射殺されたのは、息子のために育休を約5年間取得し、ビートルズとしての活動休止から復帰して数か月経ったばかりのことでした。当時は、一世を風靡した人気ロックバンドの事件とあって、世界中でこの事件が報道され、ファンのみにとどまらず、多くの人が心を痛めました。

日本人の私たち誰もが知っているビートルズの名曲が数多くありますが、ビートルズの曲に秘められたメッセージは、「愛と平和」を訴えるものです。その思いが「All You Need is Love」や「Yellow submarine」といった曲に顕著に表れています。

平成生まれの私の世代では、音楽や英語の教科書でビートルズの曲が取り上げられていたことを記憶しています。現代の若者にビートルズが人気の理由は、学生時代の教科書に海外アーティストの名曲として触れる機会が多くあったこと、また今は流行っている曲にも共通する「イントロがない」曲が多いこと、歌詞がシンプルで英語を習い始めたばかりの人でも理解出来るのが理由だそうです。

番組内でゲスト出演している方もおっしゃっていましたが、シンプルな歌詞だからこそ「愛と平和」のメッセージ性が強く、とっても考えさせられる。普段身近に感じることのない戦争などで苦しんでいる人がいることを考える機会を与えてくれる曲、ビートルズに感謝しなくてはならないと。

2020年このような状況だからこそ、今まで改まって感じることのなかった平凡な日常を当たり前のように過ごしてこられたことに感謝すると共に、私たちが当たり前に過ごしてきた日常を今でも当たり前のように過ごすことが出来ない、紛争や戦争で苦しむ人達の気持ちに少しでも寄り添うことが出来たことが、ビートルズが願っていた世界の「愛と平和」に少しでも近づけた様な気がします。

米軍・海外事業部 T・N