今春、コロナ禍で自粛の中、毎年行っていた造幣局の通り抜けにも行けず、
「今年はキレイな桜を見る事無く春が終わるな」などと思っていた頃、
妻に頼まれ自転車で夕飯の買い出しに行った時の事。
ふと「いつもと違う道を通ってみよう」と思い、
いつもは行かない駅の裏側の道、人工的な水路の両側に遊歩道、
その道を覆いつくす見事な桜のトンネル。
本当に美しく、目を奪われる。
近所に住んでいるであろう親子連れの楽しそうな声と表情に、
私もつられるように破顔し、カメラのシャッターを切っていました。
自粛の最中、有名な観光スポットに行かずとも、近所をちょっと冒険するだけで、
このような出会いがあるのは、このご時世ならではの発見だったのではと感じています。
この美しい桜並木を管理している方々に感謝と尊敬の念を抱きつつ、
来年もこの光景が見られる事を願っています。


建物総合事業本部 T.I.