鈴虫(その弐)

6月に生れた我が家の鈴虫くんたちは当初2㎜くらいの体長だった。
孵化した数はだいたい80匹くらいだ
(小さすぎてよく見えないけど)。

すぐに餌を与える。
(餌がないと彼らは共食いをするので要注意である)
餌は粉状の「鈴虫の餌」100円くらいのと、茄子とか胡瓜が好物。
最初は小さい体なので、餌が減っているのか良く分からないが、
毎日新鮮なものに取り替えてあげる。
古くなると、直ぐにカビが発生するので要注意!なんです。

鈴虫などの昆虫は、何度かの脱皮を繰り返しながら成長していく。
6~7回の脱皮をしてやっと成虫になり、現在体長も20㎜くらい、
背中の羽も立派に完成した。
鈴虫やコウロギなどは、
♂が♀を誘うため羽を擦り合わせて鳴くのである。
(ちなみにセミは羽ではなく、
お腹の腹筋?を動かして鳴くのです。)

彼らは成虫になると子孫継承のために交尾をするのですが、
交尾が終わると♀は♂を捕食するので
(・・・・恐~い f ^_^;)、
音色を楽しむ為しばらくの間は男女別居生活が基本になります。

8月に入るころから鳴きだすのですが、
今年の夏の猛暑は人間だけでなく、
虫たちも流石にまいったみたいで、
鳴声もかすれた悲鳴に近く、とても優雅には聞こえなかった(笑)。
やっぱ 連日35℃オーバーは異常ですよね!

最近やっと気温も下がり、鈴虫君たちの音色も活気づいてきました。
初秋から晩秋にかけての彼らの音色は、
『りい~ん りい~ん』が輪唱になります。

夜、晩酌しながら聞く彼らの声が、
私の心を癒してくれる必須アイテムなのです。
小さな虫に感謝!!

建物総合事業本部 副本部長 花村 忠昭

Suzumushi

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