淀川あれこれ

先日、大阪市内の図書館からの帰り道、天気も良かったので、電車に乗らず、徒歩で北摂(大阪北部)の自宅を目指しました。

府道14号をひたすら北上するルートなのですが、その途中、長良橋を渡って淀川を越えます。

淀川というと、琵琶湖から流出する唯一の河川。大阪をはじめ、近畿圏約1700万人の水道水を供給している大河です。

滋賀→京都→大阪を全長75キロ。

瀬田川→宇治川→淀川と名前を変え、京都で桂川、木津川と合流し、大阪湾に注ぎ込みます。

ふと、この淀川を遡りたくなり、休日を利用して出かけてみました。順路としては、遡るのではなく、下っていく形になりましたが……。

まずは、水源である琵琶湖からの流出地点。滋賀県の瀬田エリアです。(写真1挿入)

写真は有名な「瀬田の唐橋」からの風景。この橋は、古代の壬申の乱の決戦地であり、俵藤太の大ムカデ退治の伝承地としても知られています。

川沿いには近隣大学のボート部の施設がいくつも立ち並び、学生さんが、早朝から舟を浮かべて鍛錬しておりました。

なお、この地点では、淀川ではなく瀬田川と呼ばれています。

続いて、京都府八幡市西端にある、木津川、桂川との合流地点。ここで、宇治川から淀川へと呼び名が変わります。(写真2挿入)

桂川は言わずと知れた京都を代表する河川。写真では見えないのですが、奥を左右に流れています。

写真左が木津川(右が淀川です)。三重県の青山高原が水源で、同県と京都府を流れるのですが、遠く離れた奈良の吉野や大台ケ原などの山々とも支流を通じてつながっており、昔は奈良の山地で大雨が降ると、八幡地域で大水が出たりしたそうです。

ちなみに、この合流地点の近くには、日本三大八幡宮の一つ、「石清水八幡宮」が鎮座しています。

最後は、冒頭の長良橋から見た淀川。そのまま大阪湾へ注ぎ込みます。(写真3挿入)

ふと、大学時代、大阪で飲んでいて終電を逃し、「真夜中、よくこの橋を歩いて家に帰ったな……」との記憶がよみがえってきました。

水の恵みはもちろんのこと、いつも郷愁を感じさせてくれる、この川に感謝です。

建物総合事業本部 大阪支店 志方正紀