妻への手紙

9月の中頃、仕事を終えて家に帰ると、にこにこした妻の顔に 気付きました。
何か良いことあったのかなと思いながら、食卓の椅子に座ると、
妻から「ありがとう」の一言が。
続けて、「最初は不動産会社なんかの勧誘の手紙かと思った。」
と笑いながら喋ってくる。

「うん?」と分からずに返事をすると、テーブルの上に1通の
手紙。「あぁ、これってあの時の妻に宛てた手紙かぁ」と思い
出すなり、気恥ずかしさがこみ上げてきました。

2019年1月に参加させて頂いた知覧研修の折、感謝の気持ちを手紙
に綴って送るという教えがあり、日ごろ口に出して言えない妻へ
の感謝の気持ちを手紙にしたためて、妻の誕生月である9月に送
付を希望していたのでした。

手紙の内容を一字一句正確に覚えてはいません。
でも、妻の前では恥ずかしくて手紙を読み返せません。
ようやく妻がその場にいなくなった時を見計らい読み返すと、
富屋旅館さんで手紙を一生懸命書いていた時を思い出すと共に、
研修の時に学んだ様々な貴重な体験が改めて思い起こされました。
ほんの1通の手紙が、妻や私に凄く大切な想いを伝えてくれた
ことに感謝しています。

建物総合事業本部 大阪支店  中本 知邦