父親が亡くなってからは、毎年お盆の時期なると母と二人でお墓参りに出かけていました。
そんな母も今年1月に他界。
今年は兄夫婦とともにお墓参りに出かけました。
子供のころはお盆というと、毎年父母の田舎である茨城まで出かけてお墓参りをするというのが年中行事で、田舎の井戸で冷えたスイカを食べるのが楽しみで仕方ありませんでした。
東京生まれの東京育ちの自分にとっては、子供たちに田舎の雰囲気を味わわせてあげることが出来ないのは残念でたまりません。
そんな2020年の夏。
母も楽しみにしていたオリンピックも来年に延期。
例年は実施されるお祭りや花火大会もすべて中止となってしまいました。
母はいつも明るく、向日葵の様な人でした。
こんな暗いニュースばかりの世の中ですが、母が生きていれば軽く笑って過ごしていたのではないかと思います。
今は小さな額縁の中からいつも笑顔で見守っていてくれています。
その向日葵の様な笑顔に感謝の気持ちでいっぱいの毎日です。

建物総合事業本部 上金 智明