9月20日は母の命日です。
日本全国を転々としている弟も休暇を取得し、毎年この辺りの時期に帰ってきます。
墓前で手を合わせます。
母が亡くなったのは十余年前、私が高校生の頃でした。
日常をただ漫然と生きていた私には寝耳に水で、その時は「人って本当に死ぬんだ」なんて、現実感のない考えが浮かんだのを覚えています。
母は酒が大好きで、顔を合わせれば説教ばかり。
友達と遊んだり一緒にゲームをしたりするのに忙しかった私は、当時あまり家族に興味を持っていませんでした。
ただ、これまで当たり前のようにそこに居た母がいなくなったことは、想像以上に大きなことだったように思います。
墓前に花を供えた後、仏壇には母の大好きだったスーパードライを供えてやりました。
それから、家族そろって酒を飲みます。
今年は家族がひとり(子犬)増えました。しかし未成年ですので、水で我慢してもらいました。
この日に休暇をいただけたこと、非常に感謝しております。
おかげさまで、命日に家族みんなで集まることができました。
建物総合事業本部 大阪支店 上野 倫士