地元図書館

皆さんは、ご自身が暮らす市区町村の図書館を活用されているでしょうか?

私は勤務地である大阪市の市立図書館にはよく足を運ぶのですが、地元である大阪府吹田市の図書館はあまり利用してきませんでした。

地元の図書館は大都市の図書館と比べ、蔵書の面でやや物足りなさを感じるのも事実。しかしながら、通勤中に電車で読むような、小説や新書など“軽め”の書籍であれば、十分な品ぞろえ(?)があることに気づき、最近はよく利用するようになりました。

そうこうするうちに、市内10施設、各所にある市立図書館が、それぞれ個性的であることに気づいたのです。主だったものを紹介していきましょう。

まずは、「吹田市立中央図書館」。

自宅から一番近いため、もっともよく行く図書館ですが、写真を見て分かるように、「ザ・昭和」と言いたくなるたたずまい。竣工は1971年ですので、かなり年季が入っています。もちろん、免震工事を含め、外壁や内装、設備等には十分手が入っているので、とても快適&安全に過ごせます。

続いては、市内最北部にある「北千里図書館」。

公民館・児童センターを併設した複合施設で、「まちなかリビング北千里」と称されています。2022年11月に開館したばかり、ガラス張りの外壁は開放感タップリ。ただ、そのせいで書架の本の背表紙が焼けてしまう弊害があったそうで、地元ニュースでも取り上げられていました。市民の憩いの場としての快適性をとるか、書籍の保護をとるか、悩ましいところですね。

お次は「千里山・佐井寺図書館」。

この図書館は、かつて同じ場所にあった、小学校の旧木造校舎を模してつくられています。映画やドラマのロケにも使えそうな、趣のある姿です。

最後は市立総合病院近くにある、「健都ライブラリー」。

一般書籍に加え、健康や医療に関する本を数多く集めた、いわば、コンセプトショップ的な色合いを持つ図書館で、市営の施設としては、革新的と言えるかもしれません。

このように魅力的な図書館を企画・運営されている、市職員・スタッフ様らに感謝しつつ、今後とも、存分に活用していきたいと思います。

建物総合事業本部 大阪支店 S.M