先日、急に家族みんなの予定が空いたので、日帰りで有馬温泉に行ってきました。
有馬温泉は「日本三古湯(にほんさんことう)」の一つと言われ、日本書紀などにも登場したそうです。
また、草津温泉、下呂温泉と並ぶ「日本三大名泉」の一つでもあり、あの太閤・豊臣秀吉も愛していたと言われている有名な温泉街です。
そんな有馬温泉は、私の住んでいる大阪の地域から約1時間で到着できるほどの近さですが、訪れるのは今回が初めてでした。
駐車場が混むことを想定し、少し早めに出発したので思っていたよりも早く現地に到着することができました。
まずは子供たちが楽しみにしていた食べ歩きをするため、温泉街をブラブラしました。
天気も良かったことから、午前中ではあったがそれなりに観光客が多く、賑わっていました。
事前に調べていたお店を探しながら、温泉街を進んで行くと、まず初めに見つけたのが、「なま炭酸せんべい」。
炭酸せんべいは有名ですが、それが「なま」との事らしく、当然現地でしか味わえないお菓子のため、すぐに行列に並びました。
どうも「なま」というのは出来立ての柔らかい煎餅の事で、賞味時間は“5秒”らしいです。
焼きたての煎餅を、すぐにもらい、すぐに食べました。
当然焼きたてなので熱いですが、とても美味しかったです。
ただ、2口目にはもうパリパリの硬さになっていました。これが賞味時間5秒の意味なのでしょう。
次に訪れたお店が、豆乳アイスに豆乳ドーナツが乗っているお店です。
なかなかのボリュームと思いきや、ドーナツは割と小さいので、ペロリと完食できるサイズでした。
食べ歩きを沢山できるようにお店側もちょうど良い大きさにしているのだと思います。
結局、子供たちが行きたかったお店は全て行けたようでした。
なま炭酸せんべい → アイスクリーム → チーズケーキ → コロッケ → かまぼこ → 炭酸水
ひと通り食べたので、女の子にしては昼食もいらないくらいの量になったようでしたが、私からするとまだ物足りないくらいでした。
その後、ようやくメインの温泉です。
有馬温泉には金泉の「金の湯」と、銀泉の「銀の湯」という外湯があり、金の湯は褐色、銀の湯は無色透明との事ですが、今回はお肌の肌触りがマイルドになるという「金の湯」に入りました。
やはり有名な温泉だけのことはあり、とても気持ちの良い温泉だったので、とても満足でした。
温泉も早々に切り上げ、最後はお土産屋さんに行き、名物のお菓子を選んで買って帰りました。
日帰りではありましたが、食べ歩き、温泉、お土産と観光気分を存分に味わえ、充実した休日になりました。
今回の有馬温泉街は、地元地域や商店の方々が「どのように盛り上げていこう」とかいう雰囲気や、「観光客を楽しませよう」という心意気などが、温泉街を歩いていて感じる事が多々ありました。
また何百年も続く老舗温泉街をこのように今も楽しませてくれている地元地域や商店の方々に感謝して、今度は泊まりでこの地を訪れてみたいなと思いました。




建物総合事業本部 木村 徹