エイト社員ブログ 「柴舟」

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このお菓子、柴舟といいます。母の田舎、金沢のものです。
先日、姉が金沢に旅行して親戚から私にお土産ということで手元に届きました。
(他に森八の羊羹も。)
なんとも懐かしいお菓子、柴舟
生姜とお砂糖の絶妙なコンビニネーションがたまりません。
美味しいーーのだ!

実を言いますと、私の母・・・その昔
この柴舟の御曹司と縁談があって、それを嫌って単身上京したのです。
そう、横浜に出て来るきっかけとなったのが、実はこの柴舟なのです。
いやいやお菓子そのものではなく
母の強い意志

~顔も知らない人との結婚~
若い母には受け入れられなかったのだろうと思います。
もし母が時代に流されたり、力に屈服したり、
なぁなぁに生きていたらならば、今の私も、姉も妹も弟も
存在すらしないのだ。まったく別の人間がいることになる。
この不思議、このご縁、いったい何なのだろう?
私が私でないとしたら、一体・・・誰なの?

~私は私~
私だけじゃない。
誰もが、自分は自分なのである。

~自分は自分~
だからこそ、『自分を大事に』生きなくてならない。
この世に生を受けて生きている、世界中でたった一人しかいない自分

~自分を大事に生きること~
これこそが生を受けていることのご恩返し、「感謝」である。

しっかし!柴舟。美味しいのだ!母に感謝しつつ柴舟をパリポリとかじっている。
皆様も金沢においでになることがございましたら、是非、ご賞味ください。
そして、森八の羊羹も!!
金沢は蟹だけではないですよ~(笑)

米軍事業部 係長 Y. M.