糖尿病治療が長い自分にとって主治医に恵まれたことはとても幸運でした。
16年前担当医が院長に昇格したことからT医師が担当してくれるようになった。
T医師の方針は、数値を記した手帳を持たせ、数値の変化次第では、
入院を勧めるなどかなり厳しいものだった。
この16年間に2週間の教育入院2回,結石がらみで、
胆嚢摘出手術のほか胆管結石で2回手術をするなど、
病状悪化を食い止めてくれた名医でした。
喉の渇きが激しく、夜中に1リットルの水を飲んだことや、
おしっこがコメのとぎ汁のように白かったり、
夜中のコブラ返しなどもあったが今はこのような症状も全く見られなくなった。
こんな素晴らしい先生となぜ別れることにしたのか。
決断の背景には、東日本大地震があります。
病院が遠くなって困ってしまったという避難民の声でした。
私が通院していた病院は5年前に中野区に移転し、
通院時間が5倍もかかるようになったのです。
自宅近くにかかりつけの病院があり、いつでも、
適切な処置が出来るようにしておくためには、十分動ける今のうちに、
通院し、担当医とも仲良くさせていただくことがいいのではと考えました。
幸い、最近区が運営するコミュ二テイバスが開通し、
病院まで5分で通えるようになったことも大きな要因です。
[良くがんばったね。数値が悪くならないように、がんっばて下さい]
この一言で、新たな勇気が湧いてきました。
私の担当、糖尿病の名医、東京警察病院内科部長 高澤 和永先生に感謝。
監査役 千葉 久公