
朝日新聞土曜日版にSong〈 スタンド・バイ・ミー 〉が載っていました。
スタンド・バイ・ミーは同名の映画の主題歌になっており、懐かしい曲です。
スタンド・バイ・ミー(辛(つら)いときもそばにいて)

オレゴンの田舎町、行方不明になった少年の死体を見つけようと、
ちょっとした冒険旅行に出かける4人の少年。
コロコロと笑い、ささいな事で怒り、突然不安に襲われたりする、
少年期特有の心情がつぶさに描かれており、少年時代の原風景とでも呼べる山や
森を見事に捉えた映像と相俟って、かつて少年だった男たちの琴線に触れて
やまない映画です。そして、タイトルにもなっている
ベン・E・キングのスタンダード・ナンバーは、
何にもましてこの作品の切なさを代弁しています。
When the night has come
And the land is dark
And the moon is the only
Light we’ll see
No I won’t be afraid
Oh I won’t be afraid
Just as long as you stand
Stand by me,so
Darlin’,darlin’
Stand by me,oh stand by me
Oh stand(now),stand by me
Stand by me
・・・・・
ニューヨークのハーレムの街、れんが造りの5階建て
アパートで、ベンジャミン・R・ネルソン(愛称ベン)が、
新妻に向けて書いた曲がスタンド・バイ・ミーです。
音楽事務所との契約を切られ、失意の中、ソロとして再デビューして
2曲目の曲でした。1961年、R&Bチャートで4週連続ナンバー1に輝きます。
それから25年後の1986年(今から27年前)に、
同名の映画主題歌として再ヒットします。
この映画の試写会当日、ベンは、「自分の歌が映画で使われる」とだけ聞いて、
妻ベティさんと席につきます。
冒頭、スクリーンに「Stand By Me」のタイトルが
でかでかと躍(おど)り、ラストシーンでは、
ベンさんの歌がそっくりそのまま流れます。
ベンはびっくりして妻ベティさんに言います、『俺のせいじゃないよ』。
(ヘッドホンをして、隣の人に迷惑を掛けないで。
また、広告がでたらスキップさせて下さい。)
それでは、『スタンド・バイ・ミー』をどうぞ。
取締役 管理本部副本部長 大隅 晃