今回、社員研修で「あるがままに気付く、不便をかんじる」をテーマに
鹿児島県南九州市の知覧町に連れて行って頂けました。
知覧町はご存知の方もいらっしゃると思いますが陸軍の特攻基地があった場所で
特攻隊員で命を落とされた1036名のうち知覧からは436名の特攻隊員の方が祖国の為、
愛する人のため、日本の未来のために出撃されて行った場所です。
私たちが宿泊させて頂いたのは、富屋旅館という所で
「特攻隊員たちのお母さん」と呼ばれた、鳥濱トメさんが
戦後ご遺族や生き残られた方々が知覧を訪れた時に
泊まる所が無いと困るだろうという気持ちからはじめられた旅館でした。
今回の研修で三代目の女将さん 鳥濱初代さんの講話の中に「相手を思い合う心」が
大事と言う事がありました。
「相手を想い合う心」この言葉は本当に考えさせられました、最終的には
全ての事に当てはまっていくのではないかと思います。
「相手を想い合う心」から「合う」を取れば「相手を想う心」になると思います
けして悪い言葉ではないですが、これだとまだこちら側がどんなに相手の事を
想っても一方通行です。
口喧嘩になるかならないかといったらなると思います。
ですが「相手を想い合う心」であればお互いが
相手の事を想っているので何かあっても口喧嘩になる事はないと思います。
簡単に言い過ぎているとは思いますが全ての人と
「相手を想い合う心」ができていたら
戦争という言葉は消えていたかもしれないと思いました。
ただ簡単に「相手を想い合う心」といってもそうするためには、
まず先に相手を想う心にならなければなりません。
考えてみると私はそれすら出来ていなと思います、
自分の事を犠牲にして相手を想う心、全く出来ていないと思います。
思う心以前のところも色々と出来ていないことがあります。
本当に難しい事だとは想いますが一人でも多くの方と
「相手を想い合う心」ができるよう一つ一つに頑張って行き
知覧に来たことを糧として行きます。
今回は貴重な経験をさせて頂き有難うございました。
研修期間中代わりに業務をして頂いていた方々本当に有難うございました。

米軍事業部 課長 臼井 豊和
使った写真が一緒なことに運命を感じます!!!