【そうじ小説】

このブログを読んで下さっているみなさんは
【なぜ「そうじ」をすると人生がかわるのか?】という
志賀内泰弘氏の著書をご存じだろうか。

話題になった一冊ですが、私は社長から進められて初めて手に取りました。

「そうじ小説」と言うだけあって、実話をもとにしているのに
物語を読んでいるようなわかりやすさとおもしろさがあります。

先日、「もう一度読んでみて」と社長に言われて読み直してみる機会を得ました。

ページをめくると初めて読んだときに「そうか」と思ったり、
「確かに」と納得したりした部分が思い出され、本に書かれている
【気づき】をまったく生かせていなかったと反省しました。

3部構成(3話)の内容のうち、今の自分は…と考えたとき、
なんと第1話の問題のままだったのです。

言われたことをやる…朝みんなで行っている本社周辺の清掃ボランティアも、
未だに言われたから始めたというだけで意識が止まっていました。

本の中では主人公がより大きな別の問題に取り組むような進展を見せますが、
まだまだ、私は足踏みしたままのようです。

2回目に読み終わってみるとただ楽しい小説ではなく、
学ぶポイントに目がいくようになりました。
(気づきのポイントをまとめたページは別に有ります)

「知らないだけで誰かがやっているしごとがある」
「相手の求めていることを察知し、応える」
「まず行動してみる」
「あきらめない」
本当にたくさんのキーワードがちりばめられていました。

その中でも今回一番印象に残ったのは
「1億から1を引けば、残りは間違いなく9999万9999になる」
という言葉でした。

まずは一歩を踏み出すことで、続けていくうちに
どんなに大きな課題でもいつかはやり遂げることができる

いつも「きっとできっこない」と無意識にあきらめていた自分の存在を認めて、
勇敢に【一歩】を踏み出せる私になりたいと思います。

気づきを与えてくれる全ての出会いに感謝します。

建物総合事業本部 山田真紀