シイタケの原木栽培

知り合いの農家さんから、シイタケの原木を数本ゆずっていただいたのは、2年ほど前のことでした。

「気長に待ってみて」と言われ、庭のすみに並べて、半信半疑のまま2度、冬を越しました。

そして迎えた春。ある朝ふと見てみると、ひとつ、またひとつと、小さな傘が原木から顔を出しているではありませんか。

それからはあっという間でした。数日でぐんぐん育ち、驚くほど立派で肉厚なシイタケが、次々と姿を見せてくれました。

収穫のたびに、「こんなに育つものなんだ」と感動すら覚えました。

何より、原木を分けてくださった農家の方のあたたかさに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

収穫したシイタケは、シンプルにバター醤油で焼いていただきました。

肉厚で香りが高く、市販のものとはまるで別物。

家族にも大好評で、「こんなにおいしいならまた作ろう」と盛り上がりました。

管理本部 伊藤 博