14年間一緒に過ごした愛犬のテトが、先日静かに息を引き取りました。
ガンを患い、それが見つかってから3か月ほどでのことで、本当に急な話でした。最期は家内の腕の中でした。苦しむことなく、眠るような顔で旅立ってくれたことが、せめてもの救いです。
テトが我が家に来たのは、私がちょうど忙しくて、気持ちに余裕がなかった時期でした。
小さな身体でぴょこぴょこと走り回る姿に、自然と笑顔がこぼれたのを覚えています。
それからの日々、嬉しいときも、つらいときも、テトはいつもそばにいてくれました。
特別なことは何もしていないのに、ただ存在してくれているだけで、私は何度も救われてきました。
別れは本当にさみしくて、今も家のどこかから小さな足音が聞こえてきそうでなりません。
でも、テトと過ごした14年間が、私の心に確かに残っていることに、今は感謝の気持ちしかありません。
テト、うちに来てくれてありがとう。
たくさんの笑顔と癒しを、本当にありがとう。
これからも、私の中でずっと生き続けてくれると思っています。


管理本部 伊藤 博