山崎蒸溜所

久しぶりにやってまいりました。今回で3回目となります。
ウイスキー好きにとっては何回訪れてもワクワクする場所です。

蒸溜所の製造工程を見学できるツアーは有料ですが、
試飲もできるので人気があり、予約はなかなか困難です。

今では来所者の半分ぐらいは外国人で
インバウンドの影響はここまで広がっているようです。

前回は、日本のウイスキーの父と呼ばれている竹鶴政孝をモデルにした
朝の連ドラ「マッサン」が放映されていたブーム絶頂の頃に行ったので
予約もさらに困難でした。

さて、まずは仕込みの工程から見学です。
麦芽から麦汁をつくり発酵させるのですが、
山崎蒸溜所では木桶とステンレスのタンクとの2種類の発酵槽を使って
つくり分けをしています。

次に蒸留ですが、このポットスチルという蒸留器で行います。
銅でできた輝きのある釜ですが、これを見るとテンションが高まります。
他の場所にあるものも含めて全部で12基あるそうですが、
いろんな風味をつくりだす目的があって形も一様ではありません。

そして最後に貯蔵庫。これが実に壮観です。
ここで何年も熟成されるわけです。

今回は運よく樽の詰め替え作業をしている場面を
目にすることができました。

ウイスキーの樽にはオークという木が使われますが、
シェリー酒やワインの熟成に用いられたものなども含め
様々な樽に詰めて貯蔵されます。

さらには上の樽と下の樽とでは温度も違うので
樽ひとつひとつ風味が異なり熟成具合も変わってきます。

それらをブレンドして均一な味わいにするのです。
樽は気体を通すので熟成期間が長くなればなるほど
蒸発する量も当然増えてきますが、
それを天使の取り分とか分け前と呼んでいるそうです。

見学の後には待ちに待った試飲の時間です。
いろんな種類のお酒をたしなみますが、
日本酒やワインは別として、ビールや麦焼酎が好きで
ウイスキーも大麦の麦芽だけでつくるモルトウイスキーが断然好みです。

ウイスキーを味わうようになってからは
12年ぐらい熟成させたものが美味しいと感じるようになりましたが、
例の「マッサン」でも、主人公が
「ウイスキーは12年は寝かせないと駄目なんだ!!」と
叫んでいたのが強く印象に残っています。

テイスティングカウンターでは普段は飲めないようなウイスキーを
ストレートで味わうことができます。

前回、「山崎」は全て売り切れだったので仕方なく他の銘柄で我慢しましたが、
今回は「山崎」の18年とシェリー樽12年にしました。
「山崎」25年は2,900円とちょっと手が出ない金額でしたので、
残念ながらまたの機会にしました。

これ、15ml、つまり大さじ1杯の値段です。
そして、今回は奇跡的にその「山崎」を入手することができました。

見学の前にギフトショップを覗いたのですが、
噂どおり欠品のお知らせが貼ってあったので、
やっぱり・・・残念!! とがっかりしていたのですが、
帰りに念のためもう一度見に行ったところ・・・ありました!!

今やプレミアがついて希望小売価格の倍以上の値がついていますが、
蒸溜所限定「山崎」を定価で購入することができました。

近年では日本のウイスキーも栄誉ある賞を数々受賞し、世界的に認められてきていますが、いつの頃からかジャパニーズウイスキーは世界5大ウイスキーのひとつとされています。

原酒不足や転売目的の購入が原因のようで店頭から日本の主要な蒸溜所のウイスキーが消えてしまって久しいですが、輸入品であれば12年ものでも比較的安価で入手できる銘柄もあるので最近は専らモルトウイスキー本場のスコッチウイスキーを買っています。

味わったことのない飲み物や食べ物は世の中にまだまだたくさんありますが、
ウイスキーの素晴らしい香りはこの世で最上の香りだと思っています。

うんちくはこのぐらいにしておきまして
モルトウイスキーの芳香に感謝、乾杯!!です。

建物総合事業本部 K. H.