先日、久しぶりに大阪のシンボル「大阪城」へ行ってきました。
長い歴史を持つこの城は、今もなお凛とした姿で大阪の街を見守っています。
JR森ノ宮駅から歩いて向かうと、まず広がるのは緑豊かな大阪城公園。都会の中とは思えないほど自然があふれていて、家族連れや観光客でにぎわいながらも、どこか落ち着く空気があります。
天守閣に近づくにつれ、その威風堂々たる佇まいに思わず足が止まりました。黄金の装飾が青空に映えています。天守閣からの眺めは圧巻で、歴史の重みとともに現代の街並みが広がっている風景は、今ここに生きていることのありがたさを静かに感じさせてくれました。石垣一つとっても、その積み上げられた時間と人々の知恵にすごいことだなあと。歴史の中を生きた人たちが残してくれたこの景色に、素直に感謝の気持ちが湧いてきます。
途中休憩でベンチに座りぼんやり空を見上げる。そんななんでもない時間が、いつも以上に豊かに感じられるのは、大阪城がくれた“気づき”のおかげかもしれません。

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