今年の1月、お客様の施設にて床の張替え工事を行いました。
この建物はもともと1934年に竣工された歴史ある建物で、現在は企業のオフィスとして利用されています。
内装には、当時使用されていたと思われる床材や黒板などが、今もそのまま残されています。
その中で、一部の塗床(ぬりゆか)が経年劣化により剥がれや亀裂が発生しており、
「どうにかきれいにできないか?」とのご相談をいただき、工法を検討しました。
- 上張り工法の場合 → 下地となる塗床の状態が良くないと施工が難しい
- そこで既存の塗床を剥がして、長尺シートを貼る方法が最適では? という結論に至りました
ご提案させていただいた結果、採用・ご注文をいただくことができました。
今回の施工対象は、利用頻度の高い廊下部分だったため、業務に支障が出ないよう休日に工事を実施。
当日は、朝から夜まで職人さんによる作業が行われ、無事に施工完了。
完成後は、以前の床とは見違えるほど美しく仕上がりました!
ご注文いただいたお客様、そして夜遅くまで丁寧な作業をしてくださった職人の皆さん、本当にありがとうございました。

建物総合事業本部 課長 長谷川 翔