真楽寺

不動産事業部のMです。

今回は、龍神伝説が伝わる「真楽寺」へ行ってまいりました。

こちら「真楽寺」は浅間山の麓、長野県御代田町にあります。

「真楽寺」は天台宗の寺院で浅間山の噴火を鎮めるために聖徳太子が建立したと云われています。

また、源頼朝や松尾芭蕉も訪れたと伝えられる格式の高い寺院です。

早速、境内へ入ると静寂につつまれ、清涼な風が吹き抜け、日常の喧騒から一気に離れられます。

そして、龍神伝説が伝わる「大沼の池」は境内の右手側にあります。

エメラルドグリーンにも見える池は近づくと底が見える程透き通っており、

見ているだけで心が洗われていくようです。そして池には小さな龍神像が祀られています。

どんな龍神伝説なのかといいますと。。。

「近江の国に住んでいた甲賀三郎は、自分を抹殺しようと企む兄2人から逃れ、長野県にある蓼科山の麓にたどり着きました。しかし、最終的には兄たちに騙され、深い穴の中に落とされてしまいます。なんとか地上に出ようと横穴を発見し、歩みを進めました。遂に明るい光が見え、出られた場所が「真楽寺」にある「大沼の池」でした。しかし、ようやく深い穴の中から脱出できた三郎でしたが、その姿はいつのまにか「龍」に変わっていたのです。三郎は龍として「大沼の池」にしばらく住んでいましたが体がどんどん大きくなりました。池が手狭になってしまった三郎は諏訪湖へ移ることにしました。また、三郎には妻がおりましたが、妻は夫を失った悲しみから、自分も龍になってしまっていたのでした。そして龍になった2人は再会し、諏訪明神として諏訪湖の湖底に鎮座していると云われています。」と、このような伝説だそうです。

しばし、池を眺めていますと、カエルがおりました。しかも、白いカエルが。白は神様の化身などと云いますので、何か縁起が良いのかもしれないと思い写真を撮ることに成功しました。写真撮影の間、じっとしてくれた白いカエルに感謝です。

そして、観音堂の階段を登ります。右手には御神木の「神代杉」があります。

御代田町指定天然記念物になっている樹齢1300年の神代杉は、一度火災に見舞われ中心が空洞になっていますが、今なお「真楽寺」を守ってくれているそうです。空洞の中では蓮華を手にした菩薩像が鎮座しており、日頃ありがとうございますと感謝の気持ちを込めて合掌しました。

参拝後には、お天気雨になりました。今回の一連のお寺や神社巡りは、連休を頂けたので実現しました。本当に嬉しかったです。皆々様へ感謝の気持ちでいっぱいです。仕事がんばりますv(^^)v

不動産事業部 M