子育ての卒業

三人兄弟の末っ子、次女の成人式を迎えるにあたり振袖の準備を進めながらそろそろ子育ての卒業という言葉が頭をよぎりました。

親として子供への最後のプレゼントになる振袖。

振袖選びは、本人に任せていたつもりでしたが、ちょっぴり口を出してしまいました。

それでも最終的に決めたのは、娘です。

子供が選んだのは、私のイチオシの着物でした。

ちょっぴり嬉しくて、心の中でガッツポーズを決めました。

前撮りは、プロのカメラマンにおまかせしました。

ヘアセットやメイクや着付けが終わった娘の姿を見て、思わずため息が出ました。

振袖姿に親としての嬉しさとすっかり大人になった娘の姿にちょっぴり寂しさを感じました。

撮影中は、ちょっと照れた表情をしていましたが、本当に綺麗でした。

振袖姿の娘を見て、そろそろ子供との向き合い方を変えなくてはいけないなと思いました。

今までは<子育てをする>でしたが、そろそろ子供を信じて<社会へ送り出す>日が近づいたような気がしました。

これからは、自分の行動、言動に責任を持って、慌てずゆっくり社会へ羽ばたいてほしいと願っております。

振り返ってみると私の子育ては、いろいろ反省点もたくさんあります。

それでも子育ての経験ができたのは、三人の子供たちがいたからです。

子供達に感謝しています。

ありがとう。

管理本部 I.K