2日目は、原爆ドーム、平和記念資料館を見学した後、市内散策。
ホテルで朝食をとり、路面電車で移動する為、広島駅へ向け出発。
市内散策の事も考え、路面電車の1日乗車券を購入。
広島駅から20分、原爆ドーム前駅へ到着、降りてすぐに原爆ドームが見えてきました。

修学旅行で来た35年前に見た時に何を思ったかは、正直もう覚えていませんが、
近くで見ると言葉では言い表せられない思いが湧いてきます。
外国の方もたくさん来られていて、皆真剣な表情で説明文を読んでいました。

原爆ドームを離れ、平和公園に向けて歩いていきます。
公園内に入り、しばらく歩いていると原爆の子の像が見えてきました。
像の少女が掲げている折り鶴が印象的で、周りには千羽鶴がたくさん捧げられています。
更に進んで行き、公園中央には、原爆死没者慰霊碑があり、
正面からは原爆ドームが見えるようになっており、
慰霊碑に手を合わせながら見たこの景色は、今でも印象に残っています。

慰霊碑から振り向くと、平和記念資料館があります。
位置的には原爆ドーム、慰霊碑、資料館が一直線になっており、
この配置にした意味を私なりに色々考えながら、資料館へと向かいました。

平和記念資料館に入館。
館内の展示については、中学生の頃は恐怖の感情しかなかったように覚えているのですが、大人になった今感じた事は、もう二度とこのような悲惨な出来事を繰り返してはいけないという思いでした。
怖いという感情はもちろんあるのですが、悲しいという感情がそれを上回りました。
特に子供に関する展示は本当に胸が痛く、直視するのがつらくて涙が出そうでした。
展示を見た人は同じような思いなのか、休憩スペースのベンチに座っている人達は、
うなだれている人が多かったです。
資料館を出た後は、お昼時になったので、昼食を食べに繁華街へ向かいます。
ブラブラしていると、尾道ラーメンの店があったので、そこにします。
尾道も行ってみたい場所ではあるのですが、かなり県の東へ行かなければならず、
行く事はできても、ゆっくり観光する時間は取れないだろうとの判断で、
今回の旅行では断念、せめて気分だけでも、と選んでみました。
味はあっさりしてそうな見た目ですが、背脂がけっこう入っており、
パンチが効いていて美味しかったです。

昼食後は路面電車の1日乗車券を持っていることもあり、気の向くままにブラブラ、
広島の街並みを存分に楽しみました。
その後広島駅前に戻り、夜ご飯は昨日に続きお好み焼き。
新進気鋭な店らしく、見た目も典型的な広島お好み焼きではなく、
卵で全体を包み、一見するとオムライスのようで、
味はとても美味しく、流行っているのも納得でした。

夕食後は疲れもあり、ホテルに戻り早めに就寝。
最終日へ続く。
建物総合事業本部 大阪支店 I.T