私が、春の旬として 楽しみにしているのは、「竹の子」「山菜」です。
「竹の子」については、通常 4月下旬から5月の上旬まで 近所のスーパーで販売しているのですが、「山菜」となると なかなか スーパーの店頭には現れません。
私の言う「山菜」とは、わらび・こごみ で あく抜きをしたものに かつお節と醤油をかけ そのまま 食するもので、何とも 酒のすすむ「最高のあて」となる存在です。
毎年、丹波篠山まで出向き 新鮮な「竹の子」と「山菜」を仕入れに行くのですが、昨年は、初の「竹の子狩り」に岡山まで出掛けた都合上、「山菜」のみを求めるため、別の日に JA直売所、地産品を扱う道の駅に出掛けたのですが、「山菜」は売り切れで手に入れることができませんでした。
今年こそは、朝早く出掛け 「山菜」を手に入れなければと考えておりましたが、寄る年波のせいで 健康診断に引っ掛かり 消化器内科の受診、右目がなぜか腫れてきて 眼科を受診すると、なんと緑内障の兆候ありとの所見で通院、3月の神戸市の老齢歯科検診で歯科医を訪れた際に 虫歯の治療 と 歯周病を指摘され 治療を進めている間に なんと「歯がするりと抜け落ち」歯科治療の無限ループにはまっており、休日は、医者通いが相次ぎ 出掛けることが叶いませんでした。
今年の「竹の子」は知人から、堀立の物を頂戴し食することができたものの、やはり「山菜」が手に入りません。
近所のスーパーに出向いても無く、一番近い 業務スーパー併設の産地特売所「めぐみの郷」にも足蹴なく通うも、店頭にはありません。
そんなある日、退社時間が少し遅れ、乗換駅の尼崎駅で時間があり 駅下のスーパー「イズミヤ」を覗いて見ると、なんと【生】のわらびではないものの、あく抜き処理された「パック入り わらび!」を発見し、早々求めることといたしました。
「パック入り わらび!」は どんなんかな~!(笑福亭 仁鶴さん風に)との思いとともに、「今日は、二年ぶりに わらび ヤ!」と 帰路 電車中、うれしい気持ちでいっぱいです。
帰宅後 家内に「わらび!わらび!見つけたで!!」と報告するも、家内はいまいち反応いたしません。
「パック入りやけど 一応、わらび!わらび!やで!!」となんども連呼するも、同じ反応です。
そこで、家内は、おもむろに 冷蔵庫から タッパーに入ったあるモノを見せてきた、
なんと、なんと 正真正銘の 生のわらびやん!

素晴らしい、でも!なんで今日なん??(やっと 見つけたのに??)
でも、早速 いただくことにいたします。
「うまい!この「えぐみ」がたまらん~」
家内いわく、娘と一緒にランチに行った際 たまたま露天の野菜直売所があり、覗いてみると 生のわらび があったので 求めてくれたそうです。
幾度も、近所の産地特売所に出向いている 私の姿に気づき
「わらび 食べたいんやぁ~」と察知し 準備してくれた家内に感謝です。
うまい!!
また、旬に応じた品揃えをしていただいている「イズミヤ」さんにも感謝です。
※まだ、いただいてはないけど!
建物総合事業本部 大阪支店 田中 裕士