当社の本部長のデスクの上には、色々な書籍が埋まっています。
書籍の中のページには数枚の付箋が貼ってあります。きっと重要なポイントに貼っているのだと思います。
その書籍の中でも黒の表紙・白い文字で”付加価値”と書かれた書籍がありました。
ずっと気になっており、購入して読んでみようか?やめようか?
迷う理由は失敗の恐れ。
難しくて理解出来なかった場合、ゴミ化し保管するのに邪魔!黒の表紙は誇りが目立つ!読むのに分厚いので重い・・・しかし読みたい。
ある日、本部長と目があった際すかさず進み「こちらの書籍お借り出来ませんでしょうか?」と無作法ながら尋ねた所、快くお貸し下さいました。有難うございます。
早速読み始めた
やはり何が何だか?難しく、自分に置き換えても、実行するにも対象となる現実が見えて来ない・・・
ただ最後の章を読み終えた時、色々巡らせ、考えさせられ、思い当たる宝物の書籍でした。
“付加価値” 会社・商品・事業全ての販売組織に置いては、ずば抜けた付加価値の争奪合戦が伴う。
ほんの少々ですが得意な分野で表現すると、自分の閃きは装置産業・中でも宿泊についての付加価値でした。
旅行形態の付加価値が、ここ30年で260度変わって行った。それも急速に!
上げ膳据え膳の部屋食、そこに和装の接客人の心と手を加えた、べったり型の宿泊型から、
呼ばれた時すぐ傍に伺う、つかず離れずの接客型宿泊へ
器・お膳紙・箸・季節の彩・露天風呂付・離れの宿。無音の贅沢を味わう宿泊から
地の食材よりも、好きな物を好きなだけ食べるバイキング型へ
現在では、手頃な旅行”安さ”と時間の自由な泊食分離型の宿泊だ。
宿泊施設の何にお金を支払うか?各人の手頃と思われる費用・時間の中での付加価値・・・どのポイントに矢を打ち進むのか?これまた厳しい戦場。
経済の流を掴むのが早いか?流されるのが早いか?いづれにしても、受ける側の付加価値はエンドレス。
そして現実、売り手市場に置いては、お金を稼ぐ!設ける!と言う最大のポイントに到達する。これも際どいエンドレスLOOPだ!
自分なりの低レベル的見解ですが
一番に気がついて事業展開を営むより、真似ではないが二番手でより重層で早期な付加価値を掴む策略を見出す企業が成長する様に読み取りました。
それには、外からの情報収集は欠かせない。学習及びセミナーだ。
自分の立場で置き換えると、当たり前の実務作業を改善簡略化する工程を、
”見つける事”を目指そう!職務怠慢せぬ様、捕らわれない処理・初見で誰もが把握できるガラス張りの事務処理を探すことに努力して行きたいと思いました。
私の中でモチベーションを上げる書籍を、お貸し頂いた本部長に”感謝”

管理本部 I.Y